京都 蔵丘洞画廊

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絵と人に出逢う

時代まつり

2023年10月22日

10月22日は時代まつり。
画廊の前を練り歩く姿は優雅なもので、誠に京都のお祭りは静かな行事が多い。
それにしても画廊のある場所は京都の一等地、祭りの特等席に違いない。
こんな場所に半世紀余り画廊を構えてそのシーンを当たり前のようにしてきた贅沢をかみしめている。

今年は思いのほか海外からの観光客は少なめに感じた。
案外中国系の人が少ないのかもしれない。その中で欧米人は結構見かけた。
なかにレンタルにしては高級感ある着物姿でしかも身のこなしが完全に着慣れた人が何人かいた。
あの金髪で着慣れた感じが理解できなくて頭からはなれなかったが、夕飯を買いに出かけて、いつものレストランの前を通りかかり、急に解決した。

お祭りの日に着物姿の外人というと観光客という見立てが間違っていたのだと思う。彼女は京都に住んでいる人に違いない。
そのレストランはいつも欧米人とインド系のお客が7割ほどで賑わっていることを思い出した。
京都は平素からちょうど良いくらいの人口で、ちょうどよいくらいの国際色の街である。