京都 蔵丘洞画廊

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絵と人に出逢う

祇園祭

2023年7月17日

今年も祇園祭の山鉾巡行の日が来ました。9時からの巡行を沿道で見ようと 多くの人が押し寄せていますが、朝から晴れて気温は上がり汗がにじみます。
そんななか、インバウンド向け?『プレミア観覧席』が画廊の前に出来ました。
ハイライトである『辻回し』が見られる最高の場所ということで、一人40万円。
私たち庶民には何とも想定外の金額でしたが、実際に見るとなんとも気の毒な お粗末さ!
いったい世界の富豪がどんな感覚でいるかという世界基準を知らない日本人が、 彼らを迎えようとしても無理があるのかもしれません。
しかしデザインに気をとられ日除けの用をなさないパラソルのお粗末さと、おまけ にクーラー設置が無いのを見て、単なるぼったくりとしか見えません。

世界に冠たる文化観光都市である京都の役人はどんな頭をしているのでしょう。
もしかして東京オリンピックのように、〇通や博〇堂といったところに丸投げして 彼らのピンハネが大きすぎたのでしょうか。

京都を愛するからこそ、訪ねてきた人に良い思い出を持ってほしいと願う気持ちで、 思わずディすってしまいました。