絵と人に出逢う
金沢講演 (木村菜穂子)
12 月 8 日は木村菜穂子さんが金沢の染織作家協会の招聘で、講演に出かけられました。
突風のため特急が福井県の『武生』で停まってしまって、復旧の見込みがないとのこと。普通電車が『福井』まで動くのでと、乗り換えてその先は金沢のご担当に車で迎えに来ていただいて会場にたどり着かれたそうです。
吹雪の金沢で多くの方をお待たせしての講演でしたが、帰りに渡されたという封筒を翌日画廊で受け取り、感動!!!
そうです。彼女に協力してもらい事前に、当画廊でつくらせていただいた著作作品集を50冊ばかり、東北の震災による学校活動支援のため会場に送付しておいたのです。
彼女が遅れて会場に到着するまでの間、この作品集を皆さんがご覧になり代金の代わりに幾らでも構いませんという事で、お手持ちのお気持ちを入れてくださったのです。
金沢市役所の大きな封筒を開けると、中から染の作家がお使いになる茶色の紙をミシンで縫いつけた小袋がいっぱい出てきました。
被災地の子供たちの為に活動を続けておられる、地元の美術教師の梶原先生にお使いいただこうと思います。寒い年末に子供たちの笑顔が見られますように。
皆さんに感謝!!!!