- 公園逍遥 - 大竹茂夫 展
『 木に縁りて魚を求む 』 ( 40.9 × 31.8 cm )
登場人物をキノコ、特に冬虫夏草にデフォルメし、幻想的な世界観を描き出す作家。中には人間の姿のままの少女も混ざっているが、その表情は一様に困惑気味であったり、澄ましていたりと、一筋縄ではいかない様子がうかがえる。一見可愛い女の子の登場する絵画だが、よく見ると風変りな趣、というのが何とも人気の秘密であろう。
その独特な作風で、「シーラという子」などトリイ・ヘイデン著作品をはじめ、天沼春樹「アリストピア」、森博嗣「工学部・水柿助教授の日常」など多くの出版物の表紙絵も手掛ける。
当画廊では過去に「誕生石の秘密」「スイーツ」などテーマをしぼり、氏の想像力の振幅を楽しませていただいた。今展では「仮想公園」をテーマに展開してくれます。
事前のご売約も承りますので、資料ご希望の方はお電話いただくか、お問い合わせフォームよりお求めくださいませ。
蔵丘洞主人敬白
開催概要
- 公園逍遥 - 大竹茂夫 展
- 日時:
- 2016 年 12 月 10 日( 土 ) ~ 12 月 22 日( 木 )
10:30 AM - 6:30 PM 会期中無休
作家在廊日 : 土 ・ 日 ( 予定 ) - 会場:
- 京都・蔵丘洞画廊(〒604-8091京都市中京区御池通寺町東入ル)