絵と人に出逢う
絵と出逢う
2009年10月3日
8月終わりから9月初めに台北のアートフェアに出展してきました。
アジアのアートフェアは、近年まで現代美術系の若手を一気に売り出す市場として注目されてきました。
昨年9月のリーマンショックで急に冷え込んだ市場は、出展でブースに空きがあり、申込締め切り後でも滑り込みセーフとなりました。
各ブースは、やはり人物をテーマにした大作が目立ちました。
そんななか当ブースは、AF向きの作家仕様をせず、また普段着のサイズで望みました。レイアウトの工夫などで結構目立ったのかまたは他ブースのブームに合う絵を持ち込む、というのと違うところがよかったのか、新聞でも私共ブースを中心に取り上げてくれ、嬉しい限りでした。
もともと出展を考えたのは、日本国内が総元気無いなか画廊の意気を取り戻すためと、アジアの今までの現代美術は第2ステージに入る時期でないかと思ったからです。
少し成熟するであろうステージアップの指針となりたいなぁ~と、えらそうに(?!)なったのも、持ち込む作家の仕事に自信があってのこと。結果は、初めてにしては判断だけは上出来の手応え。
今後も耐えてこの姿勢で10月のシンガポールもチャレンジしたいと思っています。オーガ、筧、木村、中西氏には感謝です。
文責 岡 2009.10.3