絵と人に出逢う
上田泰江氏ご来訪
過日東京で見た展覧会は、長い記憶の底に眠る日々の思い出を髣髴とさせるものでした。
30 年ばかり前に、今はなき新宿の杏美画廊で観た作家のもので、懐かしくも変わらぬ純粋な絵画姿勢に衝撃を受けました。
名前は上田泰江、今年 83 歳のおばあちゃん。
御子柴大三氏がご縁を作ってくださり、彼女が先日娘さんと画廊を訪ねてくれました。写真はその時、サインを書いていただいた時のもの。そして後日、綾部と言う京都のはずれの田舎でひっそりと、晴耕雨読よろしく制作三昧暮らすアトリエをたずねました。
超純粋で作品に一切の妥協がなく、なんと言う自然の味わいを宿す作品でしょう。
それらを人に観て貰うべきと幾つか持ち帰りました。
人の生き方と芸術の世界は驚きの出逢いがあるものです。是非作品と出逢いにお出かけ下さい。
( まだ 7 月半ばにならないと額屋さんが完成しないから、それから展示です )